2025年5月15日

経理の作業に追われて「本業に集中できない…」と感じていませんか?
毎月の記帳や請求書の整理、振込確認など、細かな経理業務は意外と時間を取られます。
そんな時に頼れるのが、オンラインアシスタントサービスによる経理代行です。
必要な作業だけを時間単位で依頼できるため、コストを抑えながら効率化が図れます。
このページでは、初心者の方でもわかるようにサービス内容やメリット、料金の仕組み、導入の流れなどをやさしく解説します。
オンラインアシスタントサービスによる経理代行とは?

経理代行はどこまで手伝ってくれる?
結論からいうと、経理業務はオンラインでアウトソーシングが可能です。
スタッフに直接オフィスに来てもらう必要がなく、リモートでやり取りしながら経理を任せられる点がメリットです。
オンラインアシスタントは、クラウド会計ソフトや共有フォルダなどを活用して、領収書や請求書の整理、帳簿入力、入出金の確認などの業務を代行します。
やり取りはメールやチャットツール、Web会議を通じて行うため、全国どこからでも依頼可能です。
特に中小企業や個人事業主にとって、必要なときに必要な分だけお願いできるのが大きな魅力です。
人材を社内で抱えるよりもコストを抑えられ、業務の効率化が進みます。
オンラインアシスタントサービスがサポートできる経理の具体的な作業内容
オンラインアシスタントサービスに頼める経理業務は幅広く、以下のような業務に対応してもらえます。
- 領収書の整理:紙やPDFなどの領収書を集計・分類し、会計ソフトに入力する
- 請求書の作成・送付:お客様への請求書を作り、期日に合わせて送付する
- 入出金の確認:銀行口座の取引データを確認し、記録・仕訳を行う
- 経費の処理:従業員の立替経費の申請書をチェックし、経費として処理する
- 会計ソフトへの入力:日々の取引をクラウド会計ソフトに入力・更新する
- 月次資料の作成:月ごとの収支状況をまとめた報告資料の作成
- 税理士とのやり取りをサポート:必要なデータや帳簿を税理士に渡すための準備
一部のサービスでは給与計算や年末調整サポートも行っており、企業のバックオフィス業務をまるごと支える存在として活用されています。
オンラインアシスタントサービスでは対応できない業務
オンラインアシスタントは、請求書の作成や領収書の整理、会計ソフトへの入力など、日々の経理業務を効率的にサポートしてくれます。
しかし、すべての経理関連業務を代行できるわけではないという点には注意が必要です。
特に、「税金」に関わる一部の業務は税理士だけが行える“独占業務”として、法律で定められています。
これは「税理士法」というルールに基づいたもので、専門的な判断が求められる業務は資格を持った税理士でなければ対応できません。
具体的には、次のような業務はオンラインアシスタントが行うことはできません。
- 確定申告書や法人税申告書の作成・提出
→ 書類の記入や電子申告を代わりに行うことも含まれます。 - 納税額の計算や節税に関するアドバイス
→ 「こうすれば税金が安くなる」といった個別の相談も対象です。 - 税務署への申告ややり取りの代理
→ 税務調査が入った際に代わりに対応することなども含まれます。
これらは専門的な判断や責任をともなう業務であるため、税理士の資格が必要となります。
もし無資格のスタッフがうっかり対応してしまうと、法律違反になる可能性もあります。
日々の細かな「経理事務」をオンラインアシスタントサービスにお任せ
経理まわりの事務業務を無理に対応しようとすると、かえって時間も労力もかかってしまいます。
だからこそ信頼できるオンラインアシスタントサービスに任せることで、経理の負担を大きく減らすことができます。
特に中小企業や個人事業主の方にとっては、「人を雇うほどではないけれど、経理にかかる手間を減らしたい」という状況がよくあります。
オンラインアシスタントサービスは、まさにそのニーズにぴったりの選択肢です。
「これは税理士に聞いた方がいいですか?」といった相談も気軽にできるため、経理を丸投げするのではなく、“一緒に進めてくれるパートナー”として活用できるのが大きなメリットです。
信頼できるオンラインアシスタントサービスの体制とは
直接会わないオンラインアシスタントサービスに経理を任せるのは不安、と思われるかもしれませんが、信頼できるサービスでは以下のような体制が整っています。
- セキュリティ管理が徹底されている:通信やデータ共有には暗号化されたシステムを使用し、情報漏洩を防いでいる
- クラウド会計ソフトとの連携:freee、マネーフォワード、弥生などの会計ソフトを使い、リアルタイムで確認・共有ができる
- 業務内容の可視化:作業報告やログが残り、何を誰がいつやったか確認できる
- 経理のスキルを持つスタッフが対応:日商簿記2級以上など、実務経験のあるスタッフが業務を担当
- 契約書・秘密保持契約の締結:事前にNDAを交わして業務の範囲と責任を明確にする
このような体制と仕組みがあることで、オフィスにいない外部のスタッフでも安心して業務を任せられます。
どんな会社がオンラインアシスタントサービスの経理代行を使っているの?
オンラインアシスタントサービスは、さまざまな業種・規模の企業が活用しています。
特に以下のようなケースで利用されています。
- 社内に経理担当がいない会社:従業員数が少なく、専任の人材を雇う余裕がない企業
- 繁忙期だけサポートが必要な会社:決算期や確定申告など、一時的に業務量が増えるタイミング
- 経費を抑えたい会社:正社員の雇用ではなく、外部に業務を委託することで人件費を削減したい
- スタートアップや個人事業主:経理をおこなう時間がなく、本業に専念したい事業者
- リモートワーク中心の会社:場所にとらわれず、柔軟な体制で経理を回したい企業
利用者の声としては、「毎月の経理処理がスムーズになった」「資料作成の時間が半分以下になった」「税理士とのやり取りが楽になった」など、負担軽減が多く挙げられています。
また、最近ではスタートアップ支援に特化した経理サービスや、海外との取引に強いスタッフなど、ニーズに応じた人材をマッチングしてくれるサービスも増えてきました。
経理業務を誰かに任せたいと考えているなら、自社の状況に合ったサービスを選んで導入することで、日常業務に時間的な余裕をつくることができます。
経理業務を任せるメリットとアウトソーシングの効果

経理の負担が減ると本業に集中できる
経理業務は、毎月繰り返し発生する作業が多く、時間と手間がかかります。
領収書の整理、請求書の作成、振込の確認、帳簿への入力など、作業そのものは単純でも、ミスが許されないため神経を使います。
特に中小企業や個人事業主の場合、こうした作業を本業と並行して行っているケースが多く、集中力が欠けてしまう原因になります。
経理を外部に任せることで、毎月のルーティンワークから解放され、商談やサービス開発、顧客対応といった本来の業務に集中できる時間が確保されます。
また、専門知識のない状態で経理作業を進めると、会計処理のミスが生まれる可能性があり、結果的に税理士とのやり取りが増えたり、帳簿の修正が必要になったりと、さらに時間が奪われることがあります。
そうしたリスクを回避する意味でも、経理が得意な外部人材に任せるメリットは大きいといえます。
人を雇うよりコストをおさえられる理由
社内に専任の経理スタッフを採用する場合、毎月の給料に加えて、社会保険料や交通費、業務用のパソコンや机、教育にかかるコストなど、目に見えない支出も多くなります。
仮に月給25万円で採用した場合、企業が実際に負担するコストはそれを大きく上回ります。
一方、経理が得意なオンラインアシスタントサービスに業務を依頼する場合は、必要なときに必要な時間分だけ支払う仕組みとなります。
たとえば「月10時間だけ記帳と請求書の作成を依頼する」といった使い方ができるため、フルタイム雇用よりも費用を大幅に抑えることができます。
さらに、外部に頼めば人材管理や教育の必要もなく、採用にかかる手間と時間も削減できます。
月数時間だけでも頼める柔軟な使い方
オンラインアシスタントサービスの魅力の一つは、業務量に応じた「柔軟な使い方」ができる点です。
毎月10時間だけ、繁忙期だけ、週1回のペースでなど、自社の状況に合わせて依頼内容を調整できます。
特に次のような企業にとって便利です。
- 領収書や請求書の処理だけを手伝ってほしい
- 毎月の記帳作業だけをお願いしたい
- 経費精算がたまっている時だけサポートがほしい
- 決算期だけ人手を増やしたい
このように必要最小限からスタートできるため、固定費を増やしたくない企業にとっても導入しやすくなっています。
安心なサポート体制
「外部に頼むのは不安」「引継ぎがうまくいくか心配」と感じている方も多いですが、オンラインアシスタントサービスを提供する企業では、安心して依頼できるサポート体制を整えています。
- 初回ヒアリングで業務内容を整理:どんな作業を頼みたいのかを丁寧に確認し、ムリなく始められるようサポート
- 担当者が業務フローを作成:お客様の業務の流れをヒアリングし、無理なく継続できる体制を作成
- チーム制での対応:1人のアシスタントではなく、複数のメンバーでフォローし合う体制を組むことで、急な欠勤にも対応
- 毎月の報告や進捗共有:作業内容や稼働時間を定期的に共有し、依頼内容とのズレを防止
こうした体制によって、社内に経理の知識がない企業や個人事業主でも安心して利用できます。
対応できる経理業務とスタッフの体制について

記帳や請求書作成などの定番業務にも対応
オンラインアシスタントサービスに依頼できる経理業務の中でも特に多いのが記帳作業や請求書の作成です。
手作業で行うと時間がかかり、ミスが起きやすい作業でもあります。
オンラインアシスタントサービスの経理代行では、クラウド会計ソフトを使って記帳を自動化しながら、必要に応じて人の目でチェックも行うことで、効率と正確さを両立しています。
請求書の作成についても、見積書からの変換や納品後の発行、送付までを一括で任せられるため、対応の漏れや遅れを防げます。
対応している主な業務内容は以下の通りです。
- 取引データの入力:売上や仕入、経費などの情報を記録する
- 請求書・領収書の発行:必要な形式に合わせて作成・送付する
- 売掛金・買掛金の管理:入金・支払いの期日を把握し、状況を整理する
- 月次・四半期・年次の集計:税理士に提出するための資料を作成する
このような業務は、月に一度、もしくは週に一度のペースで定期的に依頼されることが多く、日々の経理作業を外部に任せている企業が増えています。
各業務の経験豊富なスタッフがチームで担当
オンラインアシスタントサービスでは、ひとりの担当者にすべてを任せるのではなく、必要に応じてチームで業務を進める体制が整っています。
複数人が連携することで業務のスピードと質を保ちつつ、万が一の欠勤や業務増加にも対応できます。
オンラインアシスタントサービスには、このような特徴があります。
- 各分野に長けたスタッフに依頼できる:それぞれの業務に精通しているスタッフに業務がアサインされるので、採用や育成が不要
- 分業によって精度が上がる:記帳、請求、資料作成など、作業ごとに適任のスタッフが対応する
- 万が一の休暇や離職にも強い:チーム内でカバーできる仕組みがある
- 定期的な報告:こまめな報告によって安心できる
こうした体制により、単なる外注先ではなく社員の一部のような存在として活用されているケースも少なくありません。
セキュリティ対策はどうなっている?
経理や人事のように、個人情報やお金に関わる情報を扱う業務を外部に任せる場合、最も気になるのが情報の取り扱いです。
万が一の漏洩があれば企業として大きな信用問題につながるため、セキュリティ対策はとても重要です。
信頼できるオンラインアシスタントサービスでは、以下のような対策が取られています。
- データのやり取りには暗号化通信を使用:外部から情報が読み取られないようにする
- アクセス権限の管理を徹底:必要な人だけが必要な情報にアクセスできるよう設定
- ログイン履歴や操作履歴の記録:不正アクセスや操作をすぐに発見できる仕組みがある
- 業務委託契約書や秘密保持契約(NDA)の締結:情報の取り扱いルールをドキュメントで明確にしている
- セキュリティ教育を定期的に実施:スタッフ全員が情報管理の重要性を理解している
また、クラウド会計ソフトもセキュリティ面で高い基準を満たしたツールを使用するのが一般的です。
たとえば、freeeやマネーフォワードといったサービスは、金融機関レベルのセキュリティを備えています。
セキュリティの意識が高く体制がしっかりしているサービスを選ぶことが、安心して外部委託する第一歩となります。
情報を預ける以上、「料金の安さ」だけで選ばず、サポートや安全対策も比較しましょう。
オンラインアシスタントサービス「スーパー秘書」の経理関連業務について

クラウド会計ソフトであれば原則対応可能
スーパー秘書の経理サポートでは、freee・マネーフォワード・弥生会計など、クラウド型会計ソフトであれば基本的に対応しています。
操作画面の違いや入力項目の構成がそれぞれ異なるソフトでも、使用経験が豊富なスタッフが対応するため、ツールの選定に悩む必要はありません。
クラウド会計ソフトはインターネットを使って複数の人と情報を共有できるのが特徴です。
経理担当と経営者、税理士がリアルタイムで同じ画面を見られるため、やり取りの手間が減り、記録のミスも防げます。
領収書の整理から請求書作成・発送まで一貫して対応
経理の中でも、毎月繰り返し発生する領収書の仕分けや請求書の作成・送付など、ルーティン作業の代行に強いのがスーパー秘書の特徴です。
特定の業種に限らず、さまざまな書類のフォーマットにも対応できる柔軟な体制が整っています。
対応業務の例は以下の通りです。
- 領収書の整理:PDF・画像形式など、形式を問わずデータ整理と分類ができる
- 会計ソフトへの入力:収支データや取引内容を正確に入力・反映
- 入金確認:銀行明細と照合し、未入金や遅れのチェックも対応
- 支払処理:振込一覧表の作成や、スケジュール管理なども代行
- 請求書や見積書の作成・発送:取引先ごとのテンプレート管理にも対応
とくに請求書と見積書の発行や管理は、取引先とのやり取りをスムーズに進める上で大事なポイントです。
柔軟なプランと安心のお試し制度
スーパー秘書では、利用者の業務量に合わせた月額プランが用意されており、契約後も毎月プランの変更が可能です。
「今月は請求書作成だけお願いしたい」「来月は確定申告のサポートも頼みたい」といった場合でも、柔軟に調整できるのが特徴です。
また、外注が初めての方に向けたお試しプラン(1.98万円/税込・最大1ヵ月)があり、サービスの品質や対応スピード、コミュニケーションの取りやすさを事前に確認することができます。
小さな会社の経理業務のフロー構築もご相談ください
スモールビジネスでは顧問税理士はいても、社内に経理担当がいないので、経営者が自ら経理業務をしているケースも多いのではないかと思います。
スーパー秘書では、経理担当がいなくても課題解決ができる仕組み作りもお手伝いさせていただきます!
スーパー秘書が展開しているOFFICITにご相談ください。
まとめ

経理業務を日々こなすのは、想像以上に時間も手間もかかります。
そんなときに頼れるのがオンラインアシスタントサービスによる経理代行です。
会計ソフトを使った入力作業や、請求書の作成、領収書の整理といった作業を、オンラインのスタッフが代わりに行います。
必要なときに必要な分だけ頼めるため、社員やパートを雇うよりコストをおさえられますし、本業に集中する時間も生まれます。
また、専任の経理担当がいない会社でも、正確で安心できる経理体制を作ることが可能です。
小さな業務から依頼を始められるプランもあり、初めての方でも安心です。
日々の作業に追われているなら、一度オンラインアシスタントサービスの活用を検討してみてください。
経理の悩みを減らすための一歩として、大きな助けになりますよ。