
フリーランスこそ知っておきたい 簿記3級の基礎知識
こんにちは、リモニティコラム担当のKazukiです!
「お金の管理が苦手……」と感じるフリーランスの方へ、簿記3級の知識が役立つポイントをわかりやすく解説します。
Ⅰ.確定申告をスムーズにする会計の基本
簿記は「お金の流れを記録する技術」です。
フリーランスに必要なのは「収入」と「経費」を正確に分けることです。
【具体例】
クライアントから10万円を受け取る→「売上高」
コワーキングスペース代3万円を支払う→「会議費」など
簿記3級で学ぶ「仕訳」を使えば、これらの取引を自動分類できます。
例:「現金10万円を受け取った」→(現金)100,000 /(売上高)100,000
青色申告では簿記の知識が必須で、最大65万円の控除が受けられます。
領収書管理と組み合わせれば税務調査も安心です。
Ⅱ.日々の経理に役立つ3つのポイント
【資産・負債・純資産を理解】
資産:現金・パソコンなど「持っているもの」
負債:借入金など「返すべきお金」
純資産:資産-負債で計算
【5つの分類で考える】
すべての取引を「収益・費用・資産・負債・純資産」に分けます。
例:コピー用紙購入 → 費用の増加+資産の減少
【クレジットカードの扱い】
ソフト購入代を後払いする場合 → 負債が増え、経費も発生
Ⅲ.独学で合格する勉強法
簿記3級は一般的に約100時間の勉強で合格可能と言われています。
コツは以下の3ステップです。
1.テキスト1冊を完璧に
『サクッとうかる日商3級』などの初心者向け教材を2週間で一読。
2.過去問で実戦力UP
直近3年分を解き、間違えた問題は「なぜ?」をノートに記録。
3.スキマ時間を活用
「簿記3級トレーニング」アプリで仕訳練習。
【おすすめ】
YouTube「ふくしままさゆきチャンネル」で難しい概念を補完
1日2時間×1.5ヶ月の集中学習が効果的
Ⅳ.知識がもたらすメリット
節税:経費の計上ミスが減り、払いすぎた税金を取り戻せる
資金管理:月々の黒字/赤字が一目でわかる
信用力UP:クライアントや銀行からの信頼が高まる
簿記3級は「数字と向き合う力」を養う最適な第一歩です。
最初は難しくても、1ヶ月続ければ「できる!」と実感できます!