子供の夏休み中に在宅ワークをするポイント梅雨も明けて本格的な夏が始まりました。
先週から子供の夏休みが始まったという方も多いのではないでしょうか。
子供たちにとっては楽しみな夏休みであっても、世の中のお母さんにとっては、「恐怖の夏休み!」と叫んでいるSNSの投稿をよく見かけます。
というのも、いつもは子供が幼稚園や学校に行っている時間に仕事をしているのに、在宅ワークの場合は、基本的に自宅で仕事をするので、子供の夏休みの期間中はどこかに預け先がない限り、子供が横にいながら仕事に集中しなければなりません。働くお母さんにとってはいつも以上に仕事も家事も苦労します。

そこで、今回は子供の夏休み中に在宅ワークをするポイントをお伝えいたします。

 在宅ワーカーは個人事業主で、報酬は成果に応じて決定するもの。「子供がいるから仕事ができなかった」という理由はプロフェッショナルとして通用しません。

夏休み中の期間限定で、仕事する時間を変更する

子供の学年、年齢によって対応が異なってきますが、
(年齢が高くなるほど、一人で遊んだり宿題をしたりと自立しているので手がかからなくなります)

夏休み期間は子供と一緒にいる時間が長いからこそ、在宅ワークをする時間は工夫する必要があります。
 

1.子供が落ち着いて一人で遊んでいる時間や宿題をしている時間を見計らってパソコンに向き合う

子供が隣にいてパソコンを開いていても影響なく仕事ができるタイミングに仕事をします。子供と一緒に過ごしながら仕事ができるという点は子供の成長も垣間見れて在宅ワークのメリットでもありますね。
 

2.子供の昼寝中や就寝後に仕事をする

子供が寝ている間に仕事することで業務に集中できます。例えば、「午前中は子供と一緒に遊ぶ時間」と決めて、一緒に公園に行ったり、買い物に行ったり、習い事に行ったりします。その後、午後に子供が昼寝をしている間に一気に仕事をします。または、就寝後に集中して仕事をします。就寝後の場合、夜の時間帯でビジネスタイムではありませんので、メールの時間などは相手に迷惑かからないように配慮したスマートな対応が求められます。(例えば、「メールの返信は明日以降で問題ございません」など)
子供が寝ている間に落ち着いてパソコンに向き合える時間を確保することがポイントです。
 

3. 早朝に起床して仕事をする

夏は日中は暑いですが、朝は涼しく、陽が昇るのも早いです。基本的には子供が寝ている間になりますが、早朝5時に起床して頭がスッキリしている朝の時間帯は集中して作業を行うことができます。

 

無理して無茶な仕事は行わない

子供がいるとなかなか思い通りに物事を進めることはできず、いつなにがあるか分からないもの。納期に間に合わないとなると、仕事の相手先に迷惑がかかることです。こちらにも述べましたが、在宅ワークは自分の意志で仕事を決められる自由な働き方ではありますが、仕事ひとつひとつに責任を持ち、納期までにしっかりとした自己管理・自己責任が求められます。無理して仕事を引き受けて質を落とすのではなく、「子供がいる夏休み期間はあえて仕事を通常よりもセーブする」という、働き方も在宅ワークならではです。
 

時間の使い方を工夫する

夏休みの期間は、仕事を行う時間の調整・時間確保に苦労しますが、子供と一緒に居ることができる時間はこれから先のことを考えると今しかできないことでもあります。自分なりに時間の使い方を工夫して、家族との時間も仕事の時間もどちらも充実して過ごして自分にあった在宅での働き方を見つけてみてはいかがでしょうか?