2024年9月6日
2021年12月18日
この記事を読んでいるあなたは、ひょっとしたら猫の手も借りたいくらい忙しい方かもしれません。
特に、スモールビジネスの経営者として、そろそろ人手を補充しなければ仕事が回らなくなる、とお悩みの方にとって、人員補充は大きな経営課題です。
かといって、人を雇うほどでもない場合もあるでしょう。
最近、リモートワーク環境が普及する中で、オンラインアシスタントのサービスが充実し始めています。
全国どこにいてもあなたをサポートしてくれる、自分専用のスタッフがいることは経営の安定にもつながります。
そこで今回は、オンラインアシスタントを依頼する場合と、アルバイトなどで人を採用する場合、どちらが得なのか検証してみました。
オンラインアシスタントとは?
オンラインアシスタントとは、短時間からリーズナブルな価格で依頼できる、あなた専用のスタッフです。
メールなどの問い合わせ対応から、スケジュール管理、経理処理、ホームページの更新など、幅広い業務に対応できることが特徴です。
オンラインアシスタントとは、通常は業務委託契約を結び、月単位または年単位で契約を行います。
稼働時間も月10時間~フルタイムまで、あなたのニーズに応じて選べる点も便利です。
あなたがやらなくてもいい事務作業をオンラインアシスタントに依頼することで、あなたが付加価値を提供できる時間が増え、売上アップにつなげることもできるでしょう。
オンラインアシスタントは、いつでも柔軟かつリーズナブルに依頼できる便利なサービスなのです。
こちらでも詳しく紹介しています⇒オンライン秘書をフル活用!2024年おすすめのサービス10選
オンラインアシスタントの依頼方法
オンラインアシスタントの依頼方法は大きく2つあります。
クラウドソーシングで自分でアシスタントを探す
クラウドワークスやランサーズなどの大手クラウドソーシングを活用すれば、自らアシスタントを探すことができます。
クラウドソーシングで探すメリットは、コストが安く、時間数を柔軟に設定できる点です。
時給単価を自由に設定して募集ができ、稼働時間も指定することができます。
反対にクラウドソーシングのデメリットは、自ら探す必要があることと、品質が担保されていないことです。
クラウドソーシングでは、自分で仕事の募集要項をまとめ、自分で募集を行わなければなりません。
募集を行ったからといって、必ずしも誰かが応募してくれるわけでもありません。
要件に合う人が応募してくれるのを待つ必要があります。
また、クラウドソーシングには様々な人が登録されているため、どんな人が応募してくれるのか品質を担保することができません。
募集に手間がかかるだけではなく、要件と合わない人が応募してくるということも十分にあり得ます。
どうしてもコストを削減したいときや、自ら募集を行いたい場合以外には利用を避けたほうが良いでしょう。
オンラインアシスタントのサービス会社へ依頼する
オンラインアシスタントを依頼する最も簡単な方法は、オンラインアシスタント専門のサービス会社に依頼することです。
最近はオンラインアシスタントサービス会社が増えてきています。
価格競争により、リーズナブルに依頼できるようになってきました。
専門のサービス会社であれば、オンラインアシスタントを探す手間が省け、品質も担保されます。
デメリットとしては、クラウドソーシングを活用するよりも少しコストが高くなることです。
しかし、あなたが自らクラウドソーシングで人を募集する時間と手間を考えれば、安上がりだと考えることもできます。
とにかくすぐに人手がほしい、という場合や、きちんと品質を管理したいという場合は専門のサービス会社に依頼すると良いでしょう。
オンラインアシスタントの費用
オンラインアシスタントの利用にあたって、特に気になるのが費用かもしれません。
オンラインアシスタントのサービスによっては、かなりリーズナブルな価格で利用できます。
参考までクラウドソーシングで依頼する場合と、専門のサービス会社に依頼する場合の費用を比較して表にしてみました。
オンラインアシスタント専門会社 | クラウドソーシング | |
---|---|---|
費用 | 月額5万円程度~ | 時給1,000円程度~ |
稼働時間 | 月10時間~ | 1時間~ |
対応範囲 | 事務作業からWEB制作まで幅広く対応 | 時給単価や応募者のスキルによっては、事務作業のみの対応 |
品質管理 | サービス会社が管理 | 発注者が自分で管理 |
オンラインアシスタント会社の発注費用は月額5万円程度で、発注者側の品質管理の手間を省くことができます。
一方でクラウドソーシングの時給単価は1,000円程度~。
単価が低く、1時間から気軽に発注することができます。
しかしながら応募者のスキルによって対応範囲が変わるため、発注者が自分で品質管理する必要があります。
なお、オンラインアシスタント専門会社によっては、初期費用が発生する場合もあります。
品質とコストの費用対効果の面から、どのオンラインアシスタント会社に依頼するか、クラウドソーシングを利用するかを検討しましょう。
ズバリ、オンラインアシスタントと採用どっちが得なのか?
経営者であるあなたは、アルバイトや正社員などの人を雇用することも少し検討されているのではないでしょうか。
たしかに経営の安定のためには、自社で人を雇用することが不可欠です。
一方で人を雇用することはコストがかかります。
そこでオンラインアシスタントを活用する場合と、アルバイトを採用する場合とを比較してみました。
アルバイトを採用する場合の金銭的コスト
アルバイトを採用する場合、求人広告を掲載するだけで最大5万円程度の費用が必要になります。
また採用した場合、基本給の15%の社会保険料が発生します。
さらには交通費を支給する必要もあるため、アルバイトを採用する場合はかなりのコストがかかると言えるでしょう。
一方でオンラインアシスタントであれば、募集コストも0円で、社会保険料も通勤手当も不要です。
アルバイト1名採用 | オンラインアシスタント活用 | |
---|---|---|
募集コスト | 0~5万円程度 (求人広告掲載料) | 0円 |
社会保険料 | 基本給の15%程度 | 不要 |
通勤手当 | 居住地によって月1万円~ | 不要 |
アルバイト採用における見えないコスト
アルバイトを採用する場合、金銭的コスト以外にも見えないコストがかかることに注意が必要です。
・有給休暇
労働基準法では、6ヶ月以上にわたり勤務日数の8割以上を働いた労働者には有給休暇を付与しなければなりません。
また2019年の労働基準法改正により、10日間の有給休暇が付与されている労働者には5日間の有給休暇を取得させることが義務付けられました。
そのため、1人でも該当するアルバイトを採用する場合は、有給休暇を付与するとともに、条件に当てはまる場合は5日間の有給休暇を取得させなければなりません。
・労務に関する手間
人を1人でも雇用すると、労働関連の法律を厳守する必要があります。
少しでも対応を怠った場合に、労基署による調査・指導対象にもなりえます。
労働関連の法律を守るためには社労士の助言が不可欠です。
社労士へ依頼するとなると、月数万円以上の顧問料が必要になるでしょう。
まとめ:オンラインアシスタントなら、すぐに人手を補充できてリスクも少ない!
簡単な事務作業を手伝ってもらいたいなら、アルバイトを採用するよりも、オンラインアシスタントの方がコストは安くなります。
また、アルバイトを採用する場合は見えないコストが発生するとともに、労働問題に関するリスクが発生する可能性が高くなります。
オンラインアシスタントであれば、無駄なコストを抑え、すぐに人手を補充できるのです。
月に10~30時間程度の作業であれば、オンラインアシスタント一択ではないでしょうか。
ぜひオンラインアシスタントを活用しましょう。