不安やイライラを解消して在宅で楽しく働く

新型コロナウイルスの影響で一般的になってきた在宅ワーク。

満員電車や通勤によるストレスが解消され、在宅ワーカーはさぞ快適に働いているのかと思いきや、実は、心身の不調を訴える人が増えているのです。

そこで今回は、在宅ワークによる孤独感の解消法や、メンタルケアのポイントなどをご紹介します。

在宅ワーカーの3割が感じている「孤独感」

在宅ワーカーの3割が感じている孤独感

パーソルグループが1000人に行った調査によると、約3割の在宅ワーカーが「私は孤立していると思う」という質問に対して「あてはまる」と答えています。

「在宅ワークなんだから多少孤独を感じても当たり前」

「孤独を感じることの何が悪いの?」と思うかもしれません。

でも実は、在宅ワーカーが不調を感じる原因の一つが、この「孤独感」と言われているのです。

そのイライラの原因は「孤独感」からくる

イライラの原因は孤独感からくるストレス

そもそも人間は社会的動物であり、孤独を感じると不安を感じる、という性質があります。

古来人間が狩猟をして生活をしていた時代、群れから離れることはそのまま「死」を意味したからです。

在宅ワークをする時間が長くなり、人と接する機会が減ってしまうと、当然孤独を感じやすくなります。

その結果、知らず知らずのうちに不安が押し寄せてきたり、イライラしやすくなったりしてしまうのです。

しかし多くの人は、「孤独感」が原因で不安になっていることに気づかず、目の前の出来事や周りの環境がイライラの原因であると勘違いしてしまい、余計にストレスを溜めやすくなる傾向があります。

最近SNSによる誹謗中傷や、自粛警察など、他人に対して攻撃的になる人が増えていますが、新型コロナの自粛による孤独感からくるストレスが無関係ではないでしょう。

雑談がイライラ解消のポイント?

雑談はイライラ解消につながる

リアルな場での打ち合わせやミーティングでは、会の前後や途中などで雑談の機会がありますが、Zoomなどのオンラインになったことで雑談が減った、と感じている方が多いのではないでしょうか。

オンラインミーティングはスピーカーに全員の注目が集まるため、テーマ以外の話題を話すのに躊躇してしまうことなどが原因のようです。

しかし、一見無駄に見える「雑談」も、生産性を向上したり、人との心理的な距離を縮めて信頼感が生まれやすくしたりするなど、大きな効果があることがわかっています。

そこで、オンラインでの打ち合わせやミーティングを行う場合、以下のような工夫をすることで雑談が生まれやすくなり、結果的に孤独感を感じにくくなります。

・オンライン会議の前後に10分程度ルームを解放しておき、雑談やアイスブレイクの場を作る。

・あえて「ミュート」を禁止にして、自由に意見を言いやすくする。

・カメラは必ず「オン」にして、聞き手の表情が見えるようにする。

・チャットを活用して意見を伝えやすいようにする等々。

もし打ち合わせやミーティングなども少なく、一人で集中して行う仕事が多い、という場合は、オンライン飲み会や雑談会を企画、参加するなど、人と関わる機会をなるべく多く持つよう意識することが大切です。

オンオフの切り替えスイッチをみつける

オンとオフの切り替えをする

在宅ワーカーは多くの場合、普段生活している空間で仕事を行っているため、オンオフの切り替えをしにくいことも、メンタルの不調を感じる一因と言われています。

生活空間で仕事をすることで、無意識のうちに緊張状態が続き、不眠や不安に悩む方が増えているのです。

そのため、オンオフのメリハリをつけ、意識的に気持ちを切り替えることで、不調を感じにくくなります。

・1時間に10分など、定期的に休憩時間を設ける。

・散歩やラジオ体操など、短時間でも体を動かす。

・花や植物を育てるなど、自然に触れる時間を作る。等々。

他にも、自分なりの「気持ちを切り替えるスイッチ」をなるべくたくさん用意し、リフレッシュすることを心がけましょう。

困った時は専門家や第三者に相談する

メンタルの不調は専門家へ相談

ここまで書いたことを実践しても不安が続く、体調が悪い、と感じたら、メンタルヘルスの専門家や第三者機関に相談することも大切です。

「これくらいのことで相談するのは恥ずかしい」と思うかもしれませんが、症状が重くなってからでは、回復するまでに余計時間がかかってしまいます。

無料で相談できる窓口もいろいろあるので、いざという時のために頭に入れておくといいでしょう。

「こころの耳」働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト
https://kokoro.mhlw.go.jp/agency/

最後に

スーパー秘書™では、定期的なオンライン交流会や勉強会の開催などを通して、秘書スタッフが孤独感や閉塞感を感じない在宅ワークができるようにしています。

業務を通して仲良くなった秘書スタッフたちが、それぞれオンライン飲み会などで交流している様子なども聞かれ、最近ではスーパー秘書™のように「チームでクライアントをサポートする」事務代行サービスなどを活用することで、在宅での働き方でも仲間とつながることができます。

在宅ワークでイライラしたり不安になったりした時に大切なのは、自分や他人を責めるのではなく、積極的に社会と関わり、自分を大切にすること。

心身ともに健康に在宅ワークを続けるために、是非意識してみてください。

参考 :

パーソル総合研究所/「テレワークに関する不安感や孤独感について調査結果」/(2020年6月10日)/
https://rc.persol-group.co.jp/news/202006100001.html

BUSINESS INSIDER/「テレワーク長期化で浮上する「孤独ストレス」マネジメント リモート万歳の次にくる「不安」と戦う」/(2020年5月7日)/
https://www.businessinsider.jp/post-212429